PEライン対応ロッドに使われているトップガイドMNST
PEラインの絡み対策のトップガイドのフレームはMNSTというモデルです。
基本的にガイドは背が低く、幅が狭く、リングが小さいほどラインは絡みにくく、そしてたとえ絡んだとしても外れやすくなります。
これは物理的に考えれば当然の結論ですね。
PEラインは細くて強い反面、軽くコシがないため従来のガイドではラインの絡みが多発していました。
個人的にはエギングロッドでしゃくりをやっているとPEの絡みに不快感を感じました。
MNSTと呼ばれるガイドはワンサイズ小型化によるメリットに加え、ガイドフレームの凹凸をなくし、それによる引っかかりを極力排したライントラブルを回避することを念頭に置いたデザインがなされています。
従来のトップガイドはフレームの強度を増すためのブリッジと呼ばれるトップガイドを補強する脚となるパーツが外側にむき出しになっていました。
そして、そのむき出しになったブリッジ接合部分にも段差があり、その段差にPEラインが絡むという現象が発生していました。

MNSTガイドはブリッジと呼ばれるフレーム部分にてガイドの周りを囲むように傾斜しています。
その結果PEの糸がらみを減少させることが出来る訳なのです。
また、ブリッジとロッドブランクの収まるパイプ部分は分離している構造のため柔軟性があり、しかもフレーム強度とリング保持力は向上しています。
その構造はそもそもGT用に開発されたトップガイドであるためフレーム強度は充分すぎるほど考慮された設計となっています。
MNSTの強化版がHNSTでライギョロッドやソルトウォーターなどパワーゲームを中心としたヘビーデューティ仕様のロッドに採用されています。
フレーム素材は従来はブラス素材を採用していましたが強度と耐蝕性に優れた強化ステンレスへと変更されました。
PEだけでなくナイロンの糸がらみなども減少させることができるのでトップガイドの主流となる可能性を秘めています。
MNSTは実際一部のバスルアーロッドでも採用され始めているトップガイドなのです。

